『カノエラナ』ミューズクリップ(第1245号)特別インタビュー

2024年11月30日

※「MC」2024年10月10日発行(第1245号)『リバーシブルベイベー』リリース時の特集記事を再掲載しています。
 
 
──10月30日に発売されるシングル「リバーシブルベイベー」は、TVアニメ「アクロトリップ」のエンディング主題歌。カノエラナさんは、「アクロトリップ」にどんな印象を持っていますか?
 
「読んで最初に「己の大好物だ~!!!」となりました。
とにかくテンポの良い面白シーンが畳み掛けてくるような作品です。恋愛ものよりも4コマや冒険、日常、時代もの、特殊能力、ファンタジー類を単行本で集めていたのでまさに直撃というか…毎ページにこにこしながら読ませていただきました! 
性別世代を問わず刺さる作品だと思います!」
 
 
 
──タイトル「リバーシブルベイベー」にはどんな想いが込められていますか?
 
「相反するものは何故かセットで目に見えるものや言葉になることが多いと思うのですが、実は相反していると思っているだけで話し合えば案外仲良くなれるのでは!? と思いこのタイトルになりました。
地球を宇宙から見た時、自分自身と1番離れているのは1番隣にいる誰かだったりしないか? というわくわく感も込めて。「リバーシブルベイベー!」なんだか唱えやすく呪文のようで気に入っています」
 
 
 
──聴きどころを教えてください。
 
「カラオケで歌いたくなるアニソンはいつだって振り切った曲たちばかりなので、そういう曲にしたいなぁという思いやテンションがイントロから伝わってほしいなと思います。
ずっとジェットコースターに乗った状態で、どんな展開がくるかドキドキソワソワしながらスリルを楽しむ感じです。
お喋り口調で歌ったり、悪さを滲ませながら歌ったり、濃い味様々なフレーバーを是非お楽しみください!」
 
 
 
──カノエラナさんは、水瀬いのりさんが歌うオープニング主題歌「フラーグム」の作詞も担当されています。オープニングとエンディング、両方の詞を書くのに意識したことがあれば教えてください。
 
「制作した順番で行くと「リバーシブルベイベー」→「フラーグム」だったので、「リバーシブルベイベー」で書かなかった“何かに憧れる気持ち”や“主人公が成長する過程”などを詳しく書いたような気がします。
「リバーシブルベイベー」が言葉遊びの多い黒だとしたら、「フラーグム」は等身大の白。
二つの部分を併せ持つという原作のイメージに多く影響されてつくりました! 
それでもこの2曲の言いたいことは一貫して「敵にもハロー、たまには休戦してみよう」です」
 
 
 
──ミュージックビデオはどんな仕上がりになっていますか?
 
「私自身には珍しく、身体の動きと顔の動き、笑顔の多めな作品となりました! 
普段表情のレパートリーが少ないので本当に珍しいです。
サビの振り付けは難しいかもしれないですが、ライブでやってくれたら嬉しいなあ! 嬉しいなあ!(大きな声) 
動くマネキンさんとの食事シーンが大変シュールでお気に入りです」
 
 
 
──ミュージックビデオ撮影での、裏話的なエピソードがあったら教えてください。
 
「直前に大きな会場でのライブがありまして、絶賛寝不足のまま撮影にのぞみました! 
人生初めて目があの…しゃきっとする系の…飲み物を飲んで…。
朝早くから夜遅くまでの丸一日撮影だったので、とにかく次の日寝たのを覚えています。
ダンスの先生に丁寧にレクチャーしていただき、鏡の前で練習したりしました」
 
 
 
──秋に何かやりたいことはありますか?
 
「だんだん秋が短くなってきているような気がするのですが気のせいでしょうか…??? 
1番好きな季節が秋なのでとても残念です。
重い花粉と戦いながら、この季節限定のパンプキンスイーツを探しに探しまくって色んなところで食べたいと思っています。
かぼちゃ祭りだ!!!」
 
 
 
──最後に、読者へメッセージをお願いします。
 
「ここまで読んでいただきありがとうございました! 
いつものんびりと活動しておりますので、気になった方は是非SNSをちらりと見てもらえると嬉しいです。
弾き語りのライブやバンドのライブ、イラストなどを描くのも好きなのでお付き合いいただけると! 
アー写で恐怖を与えてしまいがちな顔ですが、全く! 全く! 弱々しく生きておりますのでどうかお手柔らかにお願いいたします」


 

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