『22/7』ミューズクリップ(第1235号)“河瀬詩・西條和・椎名桜月・四条月”特別インタビュー

2024年06月16日

※「MC」2024年5月10日発行(第1235号)『後でわかること』リリース時の特集記事を再掲載しています。
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──シングル「後でわかること」について、制作過程のお話や最初の印象など聞かせてください。
 
西條「通常、表題曲を先にレコーディングすることが多いのですが、今回はカップリング曲の「無関心ヒーロー」が先で、ちょっと個性的な曲で苦戦しました(笑)。
毎日違う曲のレコーディングをしていたので覚えられるのか不安で思っていたときに表題曲の「後でわかること」が来て。表題曲なのに台詞がないのが新鮮でした」
 
河瀬「表題曲より先に衣装が先にあがってきて。
ドレスっぽい感じで大人っぽくて上品で、これに合う曲ってどんなだろう!? ってドキドキしながら待っていたんです。
イントロを聴いた瞬間に大好き! ってなりました。
今までのナナニジの表題曲にはなかった系統の曲というか。
清涼感があって爽やかで、でも歌詞はちょっと切なくて。
そのバランスもすごくよくて、新境地というか、新たな挑戦になるなと思いました」
 
四条「曲中、1番のサビ前に逆再生になるちょっと前の部分を涼花(萌)さんと望月(りの)さんと私の3人で歌っているんですが、逆再生を表すダンスを曲に合わせてめちゃくちゃ練習したんです。
ライブでも必死に逆再生ダンスをすると思うので、注目して欲しいです」
 
椎名「春予定だったのが少し遅れて5月になったんですよ。
今ぐらいの季節のほうが合っているし、初夏というか、ナナニジの表題曲で夏っぽい曲ってあまりないので、夏のライブが楽しみになりました。
衣装もよーく見るとシースルーの部分にマーブル柄が入っていたりして、ちょっと深海っぽさがある。
踊ってみるとスカートの色が違うところが揺れたりして、すごく可愛いんです。
表題曲以外のレコーディングでは、スケジュールの関係もあって私と(望月)りので、はじめてハモリを入れたんです。
表題曲以外のハモリを全部2人で録ったんですが、曲にハモリを入れるのがはじめてでとても楽しめたので、そこもちょっと気にして聴いてみてください」
 
 
──ダンスビデオの撮影エピソードについても。
 
椎名「セッティングも含めてトータルで3時間くらいだったかな。
とにかく、時間との戦いでした。
フォーメーション含めて振り入れ回数も少ない中で、何度も踊り続けて筋肉痛が少し残った状態での撮影だったんです」
 
四条「腹筋を使ったアップダウンが激しくて。
久しぶりのダンスビデオというのもあって、イントロで惹きつけたいというのもあったので、私たちもそろえようと一生懸命やりました」
 
椎名「ダンスが得意な(月城)咲舞ちゃんですら、“足腰やばい”って言っていたくらいですから」
 
西條「みんな、必死でした(笑)」
 
 
──2ndアルバムリリース後の第一弾シングルとして、カップリング曲も含めて、一気に新曲が増えましたが、みなさんのお気に入りは?
 
西條「仮歌で聴いているときから「春雷の頃」は気になっていました。
いろんな場所で歌いやすい曲になりそうだなって」
 
四条「まだダンスがどうなるかわからないんですが、私もこれは得意な曲になりそうな予感はありました」
 
椎名「「春雷の頃」は、言葉もきれいだし、ダンスで拾いたくなるような音が結構入っていて。
この曲、ギター1本でもやってみたいです」
 
河瀬「なんていうか、思い出の中にずっとあるような、すごく懐かしい感じがしたんですよね。
最後の“初めてのキスは春雷の頃…”って台詞を言わせてもらっているんですが、こんな台詞ははじめてだったので、録音するときもちょっと掴みきれていない感じだったんです。
ライブとかで歌っていくうちに馴染んでいくといいな」
 
椎名「この台詞は詩さんのためにあるような台詞ですよ。
仮歌のときから想像できましたもん」
 
河瀬「えー!(笑)」
 
椎名「完成して詩さんの台詞を聴いたときに、これこれ! って。
求めていた河瀬詩がそこにいました。
詩さんファンの方には共感してもらえると思うし、 “イイね、高評価お願いします”って感じです(笑)」
 
四条「これと同じような反応を涼花(萌)さんしてました」
 
椎名「それはちょっと、(涼花)萌さんと語り合わないと! 
あと「世界中で歌おうぜ」で、2番の“~フェイバリットソング”の早口のところ、私はカタカナっぽく日本語発音で歌ったんですけど、あとから歌入れした(相川)奈央ちゃんがネイティブ発音で歌っているので、ちょっとカオスな感じになっています(笑)」
 
河瀬「ここめっちゃいいんですよ。
リズム感的にも速いしすぐ流れ去っていくのに、やたらと発音がよくて。
聴いていて楽しくなるので大好きです」
 
四条「ちなみに“OK”も、何人かネイティブがいます(笑)」
 
椎名「“世界中で歌おうぜ”なんだから、それでよかったんだよね」
 
 
 
──では最後に、近況、プライベートでハマっていることを教えてください!
 
椎名「最近は健康的になって、朝に散歩をしながら風景を撮影することが日課になっています。
私は結構な方向音痴で、以前、地図を見ないで歩いていたら、目的地どころかよくわからない森みたいなところに行ってしまったことがあるので、知っている安全な道しか行かないようにしています」
 
四条「家族で国営ひたち海浜公園に行ってきました。
演じている一之瀬蛍ちゃんのプロフィールにも好きなお花はネモフィラって書いているくらい、大好きなんです。
漢字だと“瑠璃唐草”って書くんですが、バラエティ番組『22/7 計算外』でも習字でドーンと書いてみました。
メンバーが続々と書き終わる中、すごく時間がかかってしまいました(笑)」
 
河瀬「私は読書好きなので、最近は空き時間に図書館に通うようになりました。
小説が多いんですが、2週間くらいで読める本を6、7冊借りて、家ではハードカバー、外出時は文庫といった感じで並行して読んでいます」
 
四条「一緒におでかけしたときに、しおりをいくつか買っていたので、本をいっぱい読む人なんだなぁって」
 
河瀬「しおり集めるのも好きなんです(笑)」
 
西條「私は最近、電子レンジ使わない、冷蔵庫使わない、ポット使わない、みたいな生活をするようになっていて。
めちゃくちゃ生きづらいし、このまま行くと何も使えなくなりそうな感じなんですけど」
 
椎名「えっ、無人島プレイ!? 
アイス買えないじゃないですか。
買ったらすぐに食べないと!」
 
西條「そう、アイス買えないの。
なんで始めちゃったのかもわからないし、やめどきがわからなくて困っています(笑)」
 
 
 
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