音楽のライブに行かない人は知らない人が多いであろうヘドバン(ヘッドバンキング)という行為。【7月26日更新】
ハードロックなどいろいろなロックジャンルでも定番なヘドバンだが、V系バンドのヘドバンはかなり過激!
次の日首が動かせなくなるほど激しいヘドバンはヴィジュアル系ファンの間では当たり前のあるある。
他のロックジャンルではなかなか味わえない。
・ファン(バンギャ)たちはライブ中にヘドバンしてて楽しいの?
ヘドバンなんかしてたらアーティストの歌ってる姿や演奏している姿が見れない。いいの?
そう思っている人たちも少なくないだろう。
それなのになぜヘドバンするの?と疑問に思う一般の人たちのためにちょっとした解説をしていこう!
・なぜヘドバンをするのか?
ヘドバンはロックジャンル、ハードコアやヘビメタなどの激しいロックから誕生したアーティストとファンの共鳴行為。
アーティストとファンが、一緒の空間で、一緒にライブを楽しむ、そんな一体感やつながりを感じるための行為で、アーティストや他のファンのみんなと一体化する楽しさ、日頃のストレスの解消、曲やライブに夢中になれるなど他にもいろいろな楽しさがヘドバンにはある。
さらに、バンドのメンバーたちへの感謝や尊敬、自分はここにいるよ!というアピール、会えた嬉しさやライブの楽しさなどの気持ちを表現した動きでもあるのだ。
最近ではヴィジュアル系バンドごとにもさまざまなヘドバンが生まれ、今現在もどんどん新しいアレンジが誕生してきている。
昔、ヴィジュアル系が好きだった人が最近のヘドバンを見ると、そんな振り付けもあるんだ!と驚くことも。
ちなみにこのヘドバンは曲が演奏されている間ずっとしているわけではない。
ヴィジュアル系バンドはゆったりした曲やバラードも演奏するため、そういった曲には激しいヘドバンは似合わない。
そういうときは違う振り付けや別なノリ方でライブを楽しむ。
また、バンドごとに決まった振り付けや禁止された振り付けなどもあり、バンギャの応援は日々進化し続けているのだ。
・他につながりや一体感を感じたり、楽しむ方法はたくさんあるじゃん…
ざっくりいろいろと説明してきたが、なぜバンギャたちはヘドバンをし続けるのか?
ヘドバンをした次の日どんだけ首が痛くなるのか、バンギャはみんな知っている。
それでもライブではヘドバンをやめないのはなぜか?
その答えは簡単。
「ライブでヘドバンをするのが楽しいから」
それだけ!
自分が好きなバンドのために生きている。お金を稼いでいる。そんな人たちも少なくない。
そんな人たちがアーティストのライブを100%楽しむにはヘドバンが欠かせないのだ!