太田出版から発行されている、ユース・カルチャー誌『Quick Japan』。
ももいろクローバーZ、Perfumeらのガールズグループや「水曜どうでしょう」といったローカルテレビ番組をブレイク前に大々的に取り上げるなど、その鋭い嗅覚と独自の切り口で、少しでもカルチャーにたしなみのあるなら知らぬ者がいないほど、圧倒的な支持を得ているカルチャー誌である。
その『Quick Japan』が12月12日発売号で新たに取り扱ったガールズバンドがいる。
彼女たちの名前はChelsy。
オーディションをきっかけに2011年に結成されたガールズバンド。結成当初は、シンガーソングライター・YUIをブレイクに導いた制作チームが総力を挙げて手掛けるといプロジェクトであったものの、メジャーデビューを果たしたのは今年。
キャッチーな中に憂いのあるエヴァーグリーンな楽曲群、確かな演奏力、それに愛くるしいルックスが伴い、三拍子そろった彼女たちがメジャーデビューを果たすまで何故3年間かかったのか。
またその3年の間に、彼女たちに何があったのか。
「波瀾万丈すぎる4人の、夢見る力。」と題された記事では、Chelsyのメンバー3人にマネージャーの青年(通称“ジュンくん”)を加えた4人の波乱万丈の奮闘記を描くという異例の内容になっている。
度重なるメンバーの脱退や復活劇、あと一歩でメジャーデビューというタイミングでの突然すぎるレコード会社からの契約解除、当時ティーンだったメンバーにとってはあまりに酷な出来事が続く中、彼女たちを支えるべく立ち上がったのは、最前列でライブを観ているファンであった“ジュンくん”。
フィリピン生まれフィリピン育ちで、YUIのファン。
YUIをはじめとする日本のライブをもっと見たい、憧れの音楽業界に自分もいつか関わってみたいという夢をもってフィリピンから来日し、Chelsyのファンになってライブに足を運んでいたという。挫折に打ちのめされる彼女たちを助けたいという思いで、なんと彼は「Chelsyのスタッフになりたい」と立候補。
プロデューサーである近藤ひさし氏から快諾を受け、めでたくマネージャーに。
以来、ライブのときも、レコーディングのときも、街頭でチラシを撒くときもChelsyと行動をともにし、ともに夢を見続けてきた。
Chelsy 『YES (MV)』
晴れてTVアニメ「アオハライド」の挿入歌として抜擢された「I will」でメジャーデビューを果たした今、彼女たちは何を思うのか。
12月12日発売の『Quick Japan』本誌で語られるChelsyと“ジュンくん”のありのままを描いたストーリーを読めば、Chelsyの魅力がわかるに間違いない。
<リリース情報>
★2nd Single 「YES/Good-bye girl」2014年12月 3日発売!
【初回盤CD+DVD】1,620円(税込)
[特典DVD]
1. I will –music video-
2. ちら見せTV #2
【通常盤CD】1,080円
<収録曲> M-1.「YES」 M-2.「Good-bye girl」 M-3.「YES -TV MIX-」 M-4.「Good-bye girl -TV MIX-」