TikTok(ティックトック)で使用できる音楽と著作権をわかりやすくご紹介

2018年11月12日

TikTokで有名になりたい!いろんな音楽を使ってダンスしたい!という中学生や高校生向けに、TikTok(ティックトック)で使用できる音楽と著作権に関してわかりやすく解説していきます!
 
 
こちらは中学生・高校生・大学生などの学生向けにわかりやすく解説しているページですので、著作権に関する難しい解説や詳細は省略しているところもありますのでご了承ください!
 
 

TikTok(ティックトック)で使用できる音楽と著作権

 

【TikTok(ティックトック)で音楽を使用する際の注意点】

音楽を使った動画を投稿する際、動画投稿画面の「楽曲を選ぶ」で表示される音楽は著作権OKですので、TikTok(ティックトック)で自由に使える
「楽曲を選ぶ」の中にない、曲を使用したい場合は、自分で演奏またはアレンジした音楽でないと著作権的にNG
※CDやダウンロードした音楽(音源)を動画にそのまま使用すると、原盤権という著作権違反に
 
 
つまり、「楽曲を選ぶ」にない音楽で、
CDやダウンロードした音楽、カラオケ音源など、公式で公開または販売されている音楽(音源)やミュージックビデオなどの動画の音源をそのまま使用するのは著作権違反となります。
 
 
「TikTokで楽曲を選ぶ」にない音楽を、合法的に使用したい場合は、
自分で楽器で演奏するか、自分でパソコンで使用したい音楽を演奏するしかありません。
 
 
10・20代の学生や若者向けに、わかりやすくもう少し説明すると、
TikTokはJASRAC(ジャスラック)という著作権を管理している会社と提携を結んでいるので、本来であれば、ユーザーは音楽を自由に使用することができます。
 
※ただし、すべての音楽が使用できるわけではありません。
多くの曲はJASRACと契約しておりますが、こちらのJASRACの作品検索でヒットしない音楽は対象外となります。
 
 
ということは、JASRACに登録されている音楽なら、TikTokの「楽曲を選ぶ」にない音楽を使用してもいいじゃん!
と、思うかもしれませんが、
実は、CDやダウンロード販売または公開されている動画の音楽(音源)には、「原盤権(録音された音楽の権利)」というのがあります。
 
 
つまりざっくりまとめると、
1つの曲には
「曲」そのものの「著作権」
「原盤権」などの「著作隣接権」
という複数の権利があるということです。
 
 
原盤権などの「著作隣接権」はJASRACの範囲外となり、CDやダウンロードした音源をそのまま使用したいのであれば、その曲の原盤権の所有者(ほとんどのケースで歌手)に許可を得らなければなりません。
しかし、許可を得るのはとても大変なことで、多くの場合、許可はおりません。
 
 
JASRACと提携をしていても音源が自由にしようできないのはこの著作隣接権があるためです。
 
ですので歌手などが演奏した公式の音源などは使用してはダメで、楽器などで自分で演奏しなければならないのです。
 
 
話が少しそれますが、YouTubeやニコニコ動画などに投稿されている「歌ってみた」動画も、CDやカラオケ音源を使用せず、投稿したユーザーが自分たちで演奏しています。
 
 
しかし、現実的には、CDやダウンロード、YouTube動画の音源をTikTokで使用しているユーザーも多くいます。
これらの人たちは著作権違反となり、著作権者が訴えれば裁判となります。
 
しかし、著作権者が一人一人を訴えるのはとても労力と時間のかかることですので、黙認しているというのが現状です。
 
また、企業がお金を稼ぐなどの悪質な行為ではない限り、個人が音楽を使ってダンスをしたり歌ったりする程度であれば、動画の削除申請で済まされるケースがほとんどです。
 
 
 

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